投資顧問

日経総合投資顧問

日経総合投資顧問はどんな投資顧問なのか。

最近は無登録で投資助言を行う投資情報サイトや口コミサイトを利用して架空の実績で評価を良く見せようとする悪質な投資顧問が増えています。

日経総合投資顧問は信用できる投資顧問なのか、それとも悪質な投資顧問なのか。分析してみたいと思います。

日経総合投資顧問の運営情報

投資顧問【日経総合投資顧問】の運営情報は以下となります。

会社名ヘッジファンドバンキング株式会社
サイト名日経総合投資顧問(https://nikkei-toushi.jp/)
金商(投資助言免許)関東財務局長(金商) 第2747号
所在地〒141-0031東京都品川区西五反田8-8-16 五反田高砂ビル703
〒160-0023東京都新宿区西新宿7丁目9番16号西新宿佐藤ビル6階
代表者田中類
電話番号03-5338-2444
メールアドレスsupport@nikkei-toushi.jp
助言価格500円~
事業内容投資助言・代理業、インターネット広告業、及びコンサルティング業

日経総合投資顧問は信用できる投資顧問か?

日経総合投資顧問は金融庁における投資助言免許(金商)を持っているので信用できる投資顧問と判断できます。

しかしながら、日経総合投資顧問を運営するヘッジファンドバンキング株式会社は平成30年11月に法令違反行為が認められ、証券取引等監視委員会より行政処分が下されています。

日経総合投資顧問の行政処分に関する内容

行った法令違反行為はこちらとなります。

  1. 有価証券の売買について、作為的に値付けをすることとなる取引を行うことを内容とした助言をする行為
  2. 投資者保護上問題のある業務運営

当社は、新宿支店の運営に関し、株式会社JG-company(東京都新宿区、以下「JG社」という。)と業務提携し、JG社及びそのグループ会社(株式会社Master及び株式会社S&F)から従業員を受け入れるなどして、同支店を運営している。

JG社は、そのグループ会社と一体となって、金融商品取引法第29条に基づく登録を受けることなく投資助言業務を行っているところ(以下、JG社及びそのグループ会社を併せて「無登録業者」という。※)、当社の新宿支店は、無登録業者及び投資助言・代理業者である株式会社AKアドバイザーズ(以下、無登録業者と併せて「無登録業者等」という。)と共同して、買い推奨を行った銘柄の株価を急騰させて当社の新宿支店や無登録業者等の銘柄分析能力が優れていると思わせ、顧客獲得等に繋げる目的で、以下の手法により、複数の顧客に対し、同時に同一銘柄の株式の買い推奨を行っていた事実が認められた。

下された行政処分はこちらとなります。

  • 業務停止命令→新たな投資顧問契約(契約金額の増額を伴う変更契約を含む。)の締結に係る勧誘・契約締結を平成30年5月30日から平成30年8月29日まで停止すること。
  • 業務改善命令

このような不正行為があった投資顧問となります。

顧客に明確な意図を持って損失を与えたので、行政処分の中でも悪質なものと考えられます。

金融免許が剥奪されてもおかしくない内容。

行政処分が明けてからまだ間もないので、しばらく利用は控え、様子を見るのがよろしいかと思います。

行政処分から少なくとも1年以上、できれば2、3年くらい様子を見て、それでも問題がないようであれば利用を再開すべきと判断します。

日経総合投資顧問は悪質投資顧問?

前述した通り、日経総合投資顧問には過去に行政処分が下されています。

この点をどう考慮するかは各々の判断となりますが、まだ行政処分が明けて間もないのでしばらく様子見がいいかと思います

日経総合投資顧問のコンセプト

サイト上に記載の運営理念では「日経総合投資顧問は日本の株式市場において起こりうる全ての事例の中からより入念な調査を行いご提供する事で、お客様の大切な資産が更なる飛躍を遂げるよう最大限のサポートを行い、快適なトレードライフをご提案致します。」と書いています。ちょっと回りくどくて何を言いたいのかわかり辛いですね。

その下部にある詳細説明を簡単にまとめると「インターネットの普及で情報過多となり噂や誤報が飛び交う昨今の情報市場、失敗しないように精査した情報を顧客にお届けしますよ。」といったところでしょうか。

日経総合投資顧問へ登録前にチェック

日経総合投資顧問はアドレス入力だけの無料登録も受け付けています。ただ、無料登録する前にチェックできる部分も見ておきましょう。

ヘッジファンドバンキング株式会社の他事業

日経総合投資顧問の運営者会社であるヘッジファンドバンキング株式会社のホームページを見てみると投資助言代理業以外にもいくつかサービスを行っているようです。

ヘッジファンドTV

主にFXの話でしょうか。ヘッジファンドバンキング株式会社では「ヘッジファンドTV」という動画配信サービスを行っているようです。助言者の太田 二郎氏など、動画でFXの役立つ情報を配信しているようですが、2016年に入ってから確認してみると最新のものは無いような感じですね。頻繁に動画更新していないようです。ヘッジファンドTVの中でもヘッジファンドタイムズというメルマガ配信も行っています。

為替無双

こちらもFXのサービスですね。戦国無双をモデルにしたようなキャラクターがページトップにいますが今も動いているサービスなのでしょうか。完全成功報酬型のサービスのようで会員費はなく利益目標を達成した場合にのみ支払いが発生するようです。

戦国株無双

こちらは為替無双の株式投資版ですね。FXの方と同じく成功報酬制なので利益が出た場合にのみ支払いが発生するというものです。ただ、ところどころのリンクが切れており、サービスが継続しているのかどうかも良くわかりません。

日経総合投資顧問に登録してみると

前述した通り日経総合投資顧問はメールアドレスだけで無料登録が可能となっています。登録すると会員専用ページで各種情報、コンテンツが閲覧可能となりますね。

新規会員登録すると「大注目銘柄3選」というのが見れるようですが、サイト上のどこにこの銘柄3選があるのかはわかりません。とりあえず仮登録完了、本登録完了とページに飛ぶ度にニックネームと電話番号の入力を求められます。電話番号を入れると営業電話が掛かってきそうで面倒なので嫌なのですが会員ページを見ると「今すぐ銘柄をお受け取りされたい会員様はコチラ!03-5338-2444」と書いてあり、その隣に「メールにて受け取り希望の方はコチラ」というところもまたまた名前orニックネームと電話番号の入力を求められます。結局は電話番号教えないと「大注目銘柄3選」は教えてくれないということですね。

仕方ないので名前と電話番号を入力してみました。

ところが…

名前と電話番号を入れても「大注目銘柄3選」はどこでも見れません。後々メールで送られてくるということでしょうか?これで電話営業の嵐になったら面倒ですが…まぁその電話営業の内容も後々レポートしていこうかと思っています。

とりあえずここまでが無料登録から「大注目銘柄3選」受け取り(?)までの流れとなります。

日経総合投資顧問の無料サービス

結局、登録してすぐに個別銘柄の情報は見れませんでしたが、その他の日経総合投資顧問無料サービスを紹介します。

概況ニュース

日々の大引け後概況ニュースは見れます。内容はヤフーファイナンスのフィスコやモーニングスターよりも少し物足りない気がするのでそこまで価値があるとも思えませんでしたが。

無料銘柄相談

あとは無料銘柄相談を行っています。こちらはWEB運営型投資顧問ではよくある一般的なサービスですが、違った見解も聞けるかもしれないので無料なら使ってみる価値ありですね。ただ、この銘柄相談の際にも名前と電話番号の入力が必要となります。

完全電話サポートダイヤモンドセレクト(無料?)

ダイヤモンドセレクトという電話サポートサービスがあるようです。こちらは料金の記載がないので有料なのか無料なのかわかりませんが投資金と名前、電話番号を伝えることで見合った銘柄情報をくれるというサービスのようです。後ほど検証してみたいと思います。

日経総合投資顧問の有料サービス

日経総合投資顧問は無料と有料サービスの境が曖昧で少しわかり辛いです。有料サービスと思った項目を挙げておきます。

定額制ホワイトプラン

某携帯会社の通話プランのような名前ですが日経総合投資顧問の基本的な定額制プランとなっています。

プラン詳細のページはありますが料金がいくらかは書いていません。

ホワイトプラン サービス内容

・無料での銘柄相談
・市場概況
・有料コラムコンテンツ閲覧無料
・その他ホワイトプラン会員限定で銘柄情報を無料配信する場合がある

上の2つは一般会員でも無料なのでホワイトプランの特典としては有料コラムコンテンツ閲覧無料とホワイトプラン会員限定の銘柄情報ということになります。ただ、「配信する場合がございます。」という記載なので配信しない可能性もあり、月に最低何銘柄配信されるといった成約などもないかもしれません。

従量制ミレニアムプラン

こちらは単発の情報、スポットの情報を提供する従量課金制のプランとなっているようです。先ほど、無料サービスの方に書きましたダイヤモンドセレクトもこちらに掲載があるので無料サービスではなく有料サービスということになりますね。

ポイントプラン(?)

一応会員情報の欄には「ポイント:●●pt」という項目があるので何かしらのポイントサービスもあるのかと思います。ただ、見つけることはできませんでした。購入フォームもなければポイントサービスがあるという記載さえ見当たりません。以前にあったサービスは現在は廃止となっているのか、それともこれから導入のサービスなのかもわかりません。

日経総合投資顧問の過去の話題株

「過去の話題株」という言い方が良くわかりません。日経総合投資顧問の推奨銘柄なのか、それともただ巷で話題になった銘柄の動向なのか、後者であれば掲載する意味が全くないし、前者と受け止められかねない優良誤認のような書き方は良ろしくないと思います。書き方も「●営業日●倍」といった推奨しているかのような雰囲気。ただ、2015/12/02の攝津製油 [2611]などは推奨していたとなればおかしなことになります。当日は寄らずのストップ高で買えません。翌日も寄らずのストップ高。この他にもこういったおかしな銘柄がちらほらあります。これは本当に推奨銘柄でなく、単なる話題株を載せているだけの可能性が高いかもしれません。それにしても紛らわしい。

日経総合投資顧問の総合評価まとめ

日経総合投資顧問の評価:

日経総合投資顧問は過去に行政処分を受けたという経緯があります。

行政処分を受け、運営は再開しているようですが、処分内容が少し悪質なものなので注意が必要かと思います。